卒業生からのメッセージ

電気電子工学科や大学院(電気電子工学専攻)を卒業・修了した方から,受験生の方へのメッセージをいただきました.どれも実際の体験に基づいた貴重なメッセージです.皆さんが大学を受験する際に学部・学科選びの参考になればと思います.

 

A君(2015年3月大学院卒業,男性)

電気電子工学科では,制御工学・情報通信工学・電子物性工学といった様々な知識を幅広く学ぶことができます.電気電子工学の知識は,様々な分野から必要とされており,現代社会を支える基盤産業となっています.そのため,興味のある分野がまだわからない方でも,電気電子工学科で様々な知識に触れることで,将来やりたい事を見つけ,その実現に役立つ知識の専門性を高めることができます.このように多様性のある電気電子工学科は,非常に魅力的な環境だと思います.

B君(2015年3月大学院卒業,男性)

電気電子工学科は学科名に電気や電子が入っているので,基板に素子をはんだ付けして...といったイメージがあるかもしれません.でも実際はその他にも通信や材料,ロボットの制御など,さまざまな分野について学ぶことができます.ものづくりには興味があるけど何が学びたいかまだはっきりしないという人は,電気電子工学科で基礎を学びながらやりたいことを見つけるというのも良いのではないでしょうか?

C君(2015年3月学部卒業,男性)

電気電子工学科は誰もが毎日必ず使用する電気について学ぶことができる学科です.電気は身近なものに使用されていることからこの分野に詳しくなると手軽に趣味としても楽しむことができます.受験生として将来やりたいことが決まってない人やとりあえず良いところに就職したいという人にはおすすめです. 電気電子工学科は学科名に"電気"や"電子"が入っているので,基板に素子をはんだ付けして...といったイメージがあるかもしれません.でも実際はその他にも通信や材料,ロボットの制御など,さまざまな分野について学ぶことができます.ものづくりには興味があるけど何が学びたいかまだはっきりしないという人は,電気電子工学科で基礎を学びながらやりたいことを見つけるというのも良いのではないでしょうか?

D君(鈴鹿高専より編入,2014年3月学部卒業,男性)

2013年に鈴鹿高専から3年次編入生として電気電子工学科に入学し,現在,大学院で介護福祉に関するシステムの研究開発をしています.編入生なので学科の講義についてはよくわかりませんが,研究室では充実した毎日を送っています.私の研究プロジェクトでは,外部の企業と共同で研究開発を行っているので企業の担当者とのディスカッションしたり,実際に共同研究先の企業を訪問したり見学したりといった機会がたくさんあります.企業の担当者とお話する機会は学生にとって貴重で,就職を考えたときにとても参考になります.また,私の研究内容をさらに広げるためにイギリスの大学にも短期留学し国際共同研究プロジェクトにも携わることができました.ものづくりのエンジニアとして国際性が必要と言われていますので,とてもいい経験になったと思います.

E君(2013年3月卒業,男性)

電気電子工学科ではロボットや制御工学のみならず,情報システムについても勉強することができのが良いところです.私の場合は,特に情報処理に関する研究分野に興味がありましたので,在学中は医用画像処理(脳の病理画像処理)に関する研究について取り組みました.また,工学部の国際インターンシップと短期留学の制度を活用して,国際共同研究のためにアメリカの病院にも滞在しました.初めての海外滞在だったので少々不安な所もありましたが,学生時代に海外での生活を経験することはとても有意義であったなと感じています.海外の友達もたくさんできました.医療の分野は情報化が進んでおり,今後はコンピュータを使った診断や病院のシステムがいっそう必要になると思います.就職先でも情報システムに関する仕事ですので,電気電子工学科で学んだ知識や経験を十分に生かしていけると思っています.

Fさん(留学生,2013年3月卒業,女性)

私は2008年に留学生としてベトナムから来日し,三重年大学に入学しました.電気電子工学科を卒業した後は,大学院工学研究科博士前期課程に入学し,現在は光干渉断層計の画像処理について研究を行っています.2015年の春からは名古屋市内の電気系メーカに就職し,ソフトウェアに関する研究開発に携わる予定です.電気電子工学科では,電気・電子工学の基礎から情報,電気電子材料といった科目まで幅広く学習することができました.留学生へのサポートも色々あるので安心して入学できますし,知識はもちろん,日本語や日本文化についての理解も深めることができました.