3つの方針

アドミッションポリシー

-このような人を育てます-

工学部では,科学技術の分野における先端的,創造的な職業能力はもとより,自然,社会,文化等に対する深い見識を育むことを目指して,学生と教員のふれあ いを重視した教育を行っています.特に演習,実験,卒業研究等,研究室での少人数教育を通して,世界に適用する学問及び社会の進歩を支えるものづくりに不 可欠な技術の修得と,社会で活躍するための実践力や表現力を養います.

 

-このような人を求めます-

  • 自然,社会,文化等に対して幅広い関心を持ち,それらの基礎学力を持った人,
  • 工学を理解するために必要な数学,理科に興味をもち,それらを応用する能力と自主的に学ぶ意欲を持った人.
  • 工学とその周辺分野に対する旺盛な好奇心をもち,真摯に問題を探求し続ける姿勢を持った人.
  • 工学における問題解決の実践に情熱をもち,社会に貢献しようという気概を持った人.

 

カリキュラムポリシー

電気電子工学科は,基礎的研究とともに社会の変革に対応した応用的研究の成果に基づいた教育を通じて,学ぶことへの興味と目的意識を育み,広範な基礎的学 力を培い,問題解決能力を養い,将来の多様な可能性に向けて創造力豊かな人材を養成することを目的として,以下の目標(教育目標)を実現できるカリキュラ ムを編成します.なお,カリキュラムを構成する各科目と教育目標との関連を,カリキュラム・マップに示します.


●多面的な思考能力と素養:
日本と世界各国の文化・思想・伝統を理解し,多面的な広い視野,多様な価値観を理解できる資質を持ち,科学技術を世界中の人々と協力して発展させる能力を持たせるための統合教育科目,外国語教育科目,基礎教育科目,専門教育科目を設ける.

●技術者倫理:
電気電子工学の分野が社会や地球環境に及ぼす影響を理解し,自分がかかわっている科学技術の方向性や将来的な使用方法を理解し,その責任を自覚できる能力を持たせるための技術者倫理に関する科目を設ける.

● 基礎知識と専門知識:
電気電子工学を学ぶ基礎となる数学,自然科学,情報技術の基礎知識や基礎的能力を身につけ,これらを習得した基礎知識を基に電気電子 工学の専門知識を習得し,更にこれらの専門知識を応用し,発展できる能力を育成するための基礎教育科目,専門教育科目を設ける.

●デザイン能力・ものづくり能力:
社会の要求を的確に把握し,”ものづくり”に関連する情報を収集・分析して問題を解決する能力,企画・提案・実行する能力を育成するための専門教育科目を設ける.

● コミュニケーション能力:
実施した実験や調査事項,あるいは関心のある事柄を論理的に文書によりまとめ,口頭発表等の手段によって他人に的確に説明でき, また討論を行う能力を育成し,専門英語の基礎を身につけ,コミュニケーションを行う基礎的な能力を育成するための教育科目を設ける.

●自主的継続的学習能力:
電気電子工学の基礎と専門知識を基に,身の回りの種々の事象,現象に積極的に関心を持ち,自発的な課題設定と自ら継続して学習を行う能力を育成するための基礎教育科目,専門教育科目を設ける.

●制約下での仕事の推進・統括:
与えられた課題または自ら設定した課題に対して,自ら実施計画を設定し,期限を守って結果を提出する自己管理能力を育成するための専門教育科目を設ける.

 

ディプロマポリシー

多面的な思考能力と素養
日本や世界各国の種々の時代や地域には,多様な考え方が存在していることを学び,様々な立場から互いの意見を尊重して相互に理解できる.【認知的領域】

技術者倫理
電気電子工学の基礎知識を身につけ,科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し,責任ある技術者として行動できる.【情意的領域】

基礎知識と専門知識
 
数学,自然科学,情報技術,並びに電気電子工学に関する基礎及び専門知識を修得し,それらの知識を応用できる.【認知的領域】

デザイン能力・ものづくり能力
電気電子工学の基礎と専門知識を基にして,関連した情報の収集を図り,課題を解決する手法を提案でき,それに基づいて"ものづくり"を行える.【技能表現領域】

●コミュニケーション能力:
実験した内容や考察した内容,調査した内容を図,表等を利用して文書により表現し,他人に説明できる能力,討論を行える.専門とする分野の英語で書かれた文献について理解し,説明できる.【技能表現領域】

自主的継続的学習能力
電気電子工学に関連する種々の分野に関心を持ち,未知な分野が広がっていることを感じて,自主的,継続的な学習が必要であることを認識できる.【情意的領域】

●制約下での仕事の推進・統括:
電気電子工学分野の基礎に関する与えられた課題または自ら設定した課題について、計画的に物事を進め、期限までにまとめて報告書を提出できる。【認知的領域】